2014年7月13日 Vol 50
中古住宅を購入しようとした場合にまずご注意頂きたいことが、中古物件の場合現状引渡しが基本となりますので、購入した住宅には原則として保証がありません。
契約上は、瑕疵担保責任を負わないということになります。
【ポイント1】瑕疵担保責任
瑕疵とは、隠れたキズのことですが、たとえば、「雨漏り」「傾き」「白蟻」などが、物件購入後に発覚したとしても売主、仲介業者は金銭的にはもちろんのこと「何ら責任を負えません。」というものです。
中には、2か月間に限って瑕疵担保責任を負うというような内容の契約もありますが、その期間を過ぎてしまうとやはり保証はありません。
従って、購入する前に建物や設備の状態はよく調べた上で壊れている個所や「雨漏り」「傾き」「白蟻」などについて仲介業者に詳しく聞いておく必要があります。
【ポイント2】リフォームの必要性
そのほか、最低限のリフォーム費用はいったいどのくらいかかるのか。
たとえば、キッチン、トイレ、お風呂などの水周りを修理交換するとなると100万円単位の工事費用になります。
【ポイント3】周辺環境
周辺環境も大切な要件のひとつです。
これからその地域で長年生活していくことになりますので、学校、病院、スーパー、コンビニなどはもちろんご近所にどのような方がお住まいなのか、嫌悪施設はないか、事件事故はなかったかなどもあらかじめ知っておきたい情報です。
【ポイント4】仲介業者
そして何といっても一番肝心なのが、これらの疑問、不安、質問について親切かつ丁寧にわかりやすく説明してくれる不動産屋さんにめぐりあえるかということです。
物件が良くても不動産業者がいい加減だと必ずトラブルになります。
【ポイント5】インスペクション
最後に私たちDIクループならではのサービスをご紹介いたします。
それは「ホームインスペクション」住宅診断サービスです。
私たちはこれら住宅に関する不安を解消するため専門の住宅診断士による建物の診断も行っております。
また、購入後も安心してお住まい頂けるよう「車検」ならぬ「家検」という住まいの点検も実施しています。
(住宅診断、点検は有料となります)
如何でしょうか。
DIグループは、お客様とのより良い関係を築くために常に皆様からのご質問、ご要望をお聞きししながら日々精進を積み重ねております。